子役時代からさまざまなドラマに出演し、着実にキャリアを積み重ねてきたキム・ヒャンギ。
幼い頃から自然な演技で注目を集め、成長するにつれて表現の幅を広げながら多くの視聴者の印象に残る作品を届けています。
今回は、キム・ヒャンギが子役時代から評価され続ける理由を、出演ドラマとあわせて紹介します。
キム・ヒャンギ出演ドラマ|子役時代の代表作を紹介
①女王の教室(2013年)
冷酷で厳しい女性教師と生徒たちの奮闘を描いたヒューマンドラマ。
2005年に天海祐希主演で放送されたドラマの、韓国リメイク版です。
キム・ヒャンギは、純粋でまっすぐな少女シム・ハナを演じています。
子役時代から映画界で「涙の天才」と絶賛されていた彼女。
その圧倒的な武器が、テレビドラマという長いスパンでも遺憾なく発揮された作品となりました。
キム・ヒャンギ演じるハナが理不尽に虐げられた上に信じていた友達にも裏切られ、悔しさと哀しさをこらえながら流す大粒の涙。
その彼女の涙を見るために、チャンネルを合わせる視聴者が続出したそうです。
テレビ業界からも自然な感情表現が高く評価され、APAN STAR AWARDSでは女性子役賞を受賞。naverenter
MBC演技大賞では子役賞を受賞しています。konest
誰もがもらい泣きしてしまう涙の力が、改めて彼女の実力を世に広めたといえるでしょう。

このドラマでクラスメイトのキム・ドジン役で出演している
SF9のカン・チャニの情報は、こちらからご覧になれます。
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②雪道(2015年)
慰安婦という過酷な歴史的背景のなかで、固い絆で結ばれていく二人の少女の友情を描いたドラマ。
光復70周年特別ドラマとして制作され、2月28日と3月1日の2日間にわたり放送されました。
また多くの人に見てもらいたいという制作陣の願いから、テレビではカットされた未公開映像を追加し映画を作成。
全州国際映画祭などで先行上映された後、2017年韓国国内で劇場公開されています。
キム・ヒャンギは、貧しいながらも前向きで素朴な少女チョンブン役で出演。
極限の絶望の中でも決して失われない力強い生命力と健気な少女像をリアルに表現し、視聴者の心を掴みました。
もう一人の主人公キム・セロン演じるヨンエは裕福でプライドが高い少女で、チョンブンを好ましく思っていない存在です。
本来なら交わるはずのなかった二人が、過酷な戦地へと連行され、極限の恐怖を共にする。
その過程で「互いの痛みを労り合う無二の親友」という深い絆へ変わる様子は、凄惨な展開の中で唯一の光にも見えました。
当時15歳だったキム・ヒャンギとキム・セロンの圧倒的な名演技。
そして丁寧な脚本と美しい映像美が、単発のテレビドラマの枠を超えて国内外で非常に高く評価されました。
キム・ヒャンギはその年のKBS演技大賞で未来のトップスターへの登竜門とも言われる女性青年演技賞を受賞しています。daum(韓国語)
ドラマはカナダで開催されたバンフワールドメディアフェスティバルで、テレビ映画部門最優秀作品賞を受賞し、国際的にも成功を収めました。
また映画の方も中華圏最高の映画祭、金鶏百花映画祭では最優秀外国語映画賞を受賞という偉業を達成。
キム・ヒャンギのキャリアにとっても世界にその実力を示した、記念すべき作品です。
③僕たちの復讐ノート/原題:復讐ノート(2017年)
復讐したい相手の名前を入力すると叶えてくれるというアプリを巡る騒動と、主人公の恋や友情を描いた学園ミステリードラマ。
キム・ヒャンギは気弱で損ばかりしている主人公ホ・グヒを演じています。
重い社会派映画でのシリアスな役が多かった彼女ですが、このグヒ役では等身大の可愛らしさを見せました。
イケメンたちに囲まれてオロオロと赤面する姿や、変顔を恐れないコミカルなリアクション。
そしていじめに立ち向かう健気な強さなど、彼女の持つ親しみやすい魅力が100%活かされているといえるでしょう。
その結果ティーン層から「グヒが可愛すぎる!」と大絶賛を浴びるはまり役となりました。
またASTROのチャウヌが本人役で出演していたり、このドラマでブレークしたジフン役のパク・ソロモンも話題に。
本作は韓国の配信サイトで公開され、最終的に累計再生回数1,100万回を突破する異例の好記録を残しています。
2017年当時、全編合わせて累計100万回〜300万回再生されれば業界内では十分にヒットとされていました。
そんな中、約3倍以上の再生回数を達したことで当時のWEBドラマ界の歴史を塗り替えるモンスター作品として業界に衝撃を与えたといいます。
復讐モードですっきり、恋愛モードでキュンキュンしたい方におすすめのドラマです。

このドラマでグヒの親友ドクヒ役で出演しているキム・ファニに
関する情報は、こちらからご覧になれます。
キム・ヒャンギ出演ドラマ|転機となった作品を紹介
①十八の瞬間(2019年)
色んな事情を抱えた主人公3人の、18歳という瞬間を切り取った青春ラブストーリー。
彼女のキャリアにおいて「子役」から「大人の本格派女優」へと完全にシフトした作品です。
キム・ヒャンギは厳しい母親の元で息苦しさを感じていた優等生のユ・スビンを演じています。
母親の期待に応えたい一方で、過度な圧迫に苦しむ葛藤をリアルに表現。
韓国の若者や学生から、圧倒的な共感を得たそうです。
また初恋に揺れる目線と表情の愛らしさにも注目が集まり、魅力的なロマンスのヒロインとして視聴者を胸キュンさせたとか。
キム・ヒャンギはインタビューで、ジュヌとの初恋の様子を自然に表現したかったと語っています。marieclairekorea
美しい絵のように表現するのではなく、恥ずかしい状況さえも自然に演じるよう心を砕いたそうです。
18歳という、なんとなく危うい不器用な時期の心の痛みと恋のときめき。
その両方を嘘偽りのない自然な表情で描ききったことが、視聴者から愛された理由といえるでしょう。

このドラマでフィヨンのライバル、チョ・サンフンを演じている
キム・ドワンについては、こちらで紹介しています。
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②朝鮮精神科医ユ・セプン シーズン1(2022年)シーズン2(2023年)
都を追われた天才医官の主人公が、たどり着いた村で出会った人々と交流しながら患者の心を癒す精神科医へと成長していくメディカルロマンス時代劇。
キム・ヒャンギはつらい未亡人生活に絶望していた時に主人公セプンと出会い、医者を目指すことになった女性ソ・ウヌを演じています。
生きる目的を見失っていた彼女は、縁あって身を寄せることになったケス医院で医学を学び始めるのですが。
なんと医療だけでなく、鋭い観察眼で事件を解決する名探偵ぶりも発揮。
さらに主人公セプンとの純愛ロマンスも展開され、視聴者を虜にしました。
ドラマでは初の時代劇ですが、安定した演技力で周囲を明るく照らす凛とした女性を等身大で演じハマリ役との声も。
一方で、美人というよりは可愛いという印象が強いキム・ヒャンギのキャスティングに疑問の声もありました。
ですが実はキム・ヒャンギこそ、舞台である朝鮮時代においては美人顔の正統派なんです。
現代風に言えば、親しみやすく実年齢よりも若く見える童顔が好まれたとされています。
そのため歴史劇の愛好家や映画ファンからは、朝鮮時代の絵からそのまま出て来たような完璧なビジュアルと絶賛されたそうです。
シーズン2では舞台が都に変わり、二人のロマンスが加速するなか恋のライバルが出現。
またウヌが女医として自信をつけさらに成長する過程も描かれているので、みごたえもたっぷりになっています。
映画で初の時代劇に挑戦した「ハンサン ―龍の出現―」とは違う、柔らかであたたかな役柄を楽しめるドラマです。
③CASHERO~ヒーローは現金を持つ(2025年)
手持ちの金額分だけ超人的な力が使えるという能力を持つ主人公が、それぞれ違う能力を持った仲間と悪の組織を倒す、ファンタジーアクションドラマ。
人気WEB漫画を演技ドルいわれる2PM ジュノ主演でドラマ化とあって、配信前から話題になりました。
主人公はお金が力の原動力ですが、キム・ヒャンギ演じるパン・ウンミは摂取したカロリーの分だけ念力が使える役どころです。
カロリーが切れると超能力が使えなくなってしまうため、いつでも能力を発動できるように彼女のバッグには常にパンがギッシリ。
いつも怒っているように見えるのは、外見に気を付けたいのにこの能力のせいでダイエットもできないからだとキム・ヒャンギは分析したそうです。
またパンを食べながら話したり動いたりする場面では、ぎこちなく見えないように気を付けたとも明かしています。
そんな切なくもユニークな設定が視聴者から支持され、公開2週目でなんと再生回数1位を記録。 MK
しかも日本やタイなどのアジア圏だけでなく、ブラジルやボリビアといった南米を含む世界51ヵ国でもトップ10にランクインしたのです。
キム・ヒャンギにとっては映画「神と共に」シリーズでの伝説に続く、歴史的快挙を達成したことになります。
それはドラマのキャリアにおいても、世界1位のヒット作を持つ女優というステータスを得た瞬間でもありました。
ファンタジーではあるけれども、お金がないと何もできないというある意味現実的なドラマ。
その中で、キム・ヒャンギが魅せる能力者の演技を味わいたい方にぴったりです。

このドラマでお酒を飲むとどんな壁や障害物も突破できる能力をもつ
弁護士ピョン・ホイン役で出演しているキム・ビョンチョルは、
こちらで紹介しています。併せてご覧ください。

特別出演として地下鉄の階段で会ったおばあさんを演じている
キム・ヨンオクに関する情報は、こちらからご覧になれます。
④ロマンスの絶対値(2026年)
昼は普通の女子高生、夜はBL小説家の主人公が学校の先生をモデルに書いた小説がヒットする中で巻き起こる学園ロマンスコメディドラマ。
キム・ヒャンギは男性同士が一緒にいるところを見ると、BL妄想が止まらない主人公ヨ・イジュを演じています。
現在25歳のキム・ヒャンギですが、ぱっつん髪型ともとから童顔という相乗効果か高校生の役でも違和感はありません。
前年に映画で母親役を演じた後の高校生役とは、演技のふり幅が広いですね。
妄想オタクとしてのコミカルな演技から、恋に落ちていく王道ヒロインとしての可愛さを全力で表現。
予想以上のおもしろさで、期待値が高いドラマだと視聴者からも好評を得ています。
とにかく明るくて可愛くて思わず笑って元気をもらえるキム・ヒャンギを、存分に堪能できるのが魅力のドラマです。
現在Amazonプライムで独占配信されており、5月末に最終回を迎える予定となっています。

第8話でイジュがウスに背負われて運ばれた、ハナ大学病院の医師を演じているソ・ヘウォンに関する情報は、こちらでご覧になれます。
キム・ヒャンギが子役時代から評価される理由とは
子役時代から優れた演技力で注目を集めてきたキム・ヒャンギ。
幼い頃から感情表現が豊かで、特につぶらな瞳から見る間に涙をあふれさせる演技は多くの視聴者の印象に残ってきました。
繊細な表情の変化や相手役との自然な掛け合いも高く評価されており、共演者からの評価も高いです。
また子役時代から幅広いジャンルの作品に挑戦してきたことも、キム・ヒャンギが長く支持されている理由のひとつでしょう。
成長後もその安定感は変わらず、青春ドラマから時代劇までさまざまな役柄を自然に演じ分けています。
どんな役でも真摯に向き合い自分のものにする。
そうして見せる完璧な演技が、そのまま評価につながっているのではないでしょうか。
まとめ|キム・ヒャンギ今後のさらなる活躍に期待
子役時代から数多くの映画やドラマに出演し、着実にキャリアを積み重ねてきたキム・ヒャンギ。
幼い頃から子供とは思えない演技力で注目を集め、成長後もさまざまな作品で存在感を発揮しています。
出演作が増えるたびにこれまでとは異なる新たな魅力を見せてくれる、稀有な俳優の一人です。
近年はNetflix作品や最新ドラマへの出演も続いており、俳優としての活躍の幅はますます広がっています。
キム・ヒャンギは、これから先どんな新たな一面を見せ続けてくれるのか。
今後のさらなる活躍に期待が高まります。

キム・ヒャンギに関するほかの情報は、こちらで紹介しています。

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