コ・アソンは映画「グエムル-漢江の怪物-」で主人公の娘ヒョンソ役を演じ、一躍注目を集めた俳優です。
子役時代から着実に経験を積み重ね「グエムル」での熱演をきっかけに実力派女優としての地位を築いてきました。
本記事では、コ・アソンが子役としてデビューしてから「グエムル」でブレイクするまでの歩み。
そして、その後の活躍やプロフィールについても紹介します。
コ・アソン子役デビューから「グエムル」でブレイクするまで
コ・アソンは4歳頃からCMモデルとして芸能活動を始め、2002年にはミュージカル「ピーターパン」に端役で出演。
その後2004年の子供向けドラマ「ウラブラブルーちゃん」で子役として本格的に活動をスタートさせます。
視聴率的には苦戦しましたが、コ・アソン演じる宇宙人の少女が付けたブレスレットが小学生の間で大流行したそうです。
翌2005年にはドラマ「震える胸」に出演し、ペ・ドゥナと共演。
コ・アソンはペ・ドゥナの姪キム・ボミと、そしてなんとペ・ドゥナの幼少期を演じています。
そのドラマ撮影中にオファーが来て、受けたオーディションが「グエムル」です。
「グエムル」のポン・ジュノ監督は、グエムルにさらわれるヒョンソ役のキャスティングに頭を悩ませていたといいます。
そんな折、先に「グエムル」に出演が決まっていたペ・ドゥナから「いい子役がいる」と推薦されたのがコ・アソンでした。
オーディションで見せた演技に加え、信頼するペ・ドゥナからのコ・アソンに対するお墨付き。
それがそろって、最終的にヒョンソ役に選ばれたとされています。
そして2006年7月に映画が公開されると、コ・アソンは怪物に立ち向かう少女・ヒョンソ役で鮮烈な印象を残しました。
その演技力は高く評価され、知名度も一気に上昇。
子役を代表する存在の一人として、広く知られるようになりました。
またコ・アソンは後に出演したトーク番組で「ウラブラブルーちゃん」での経験が「グエムル」でも役立ったと語っていました。
実際には存在しない相手を想像しながら演じた経験が、大きく生かされたと振り返っています。

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コ・アソン「グエムル」での役柄と見どころ
コ・アソンが「グエムル」で演じたのは、主人公パク・ガンドゥ(ソン・ガンホ)の娘・ヒョンソです。
ヒョンソは怪物にさらわれながらも、生きることを諦めず脱出の機会をうかがう少女。
極限状態のなかでも冷静さや芯の強さを見せる重要な役どころで、物語の鍵を握る存在として描かれています。
本作の見どころの一つは、コ・アソンの自然で臨場感あふれる演技です。
撮影では、CG合成と実物大の造形物を組み合わせて撮影が行われました。
コ・アソンは目の前にいない怪物を想像しながら演じる場面も多い中、迫真の演技で観る人を物語へ引き込んでいます。
また共演者はソン・ガンホやペ・ドゥナ、ビョン・ヒボンといった実力派俳優ばかりでした。
その中で、堂々とした演技を披露したことも高く評価されました。
共演したパク・ヘイルは「映画を観ると主人公はコ・アソンだと感じるほどだった」と絶賛しています。
またソン・ガンホも「主人公はコ・アソンで、私たちは彼女を支える存在だったと思うほど素晴らしい演技だった」と称賛。
14歳とは思えない存在感を見せたことがうかがえます。
その演技力が認められ、コ・アソンは第27回青龍映画賞で新人女優賞を受賞。
14歳での受賞は史上最年少記録となり、現在も破られていません。
「グエムル-漢江の怪物-」は、コ・アソンが子役から実力派女優へと飛躍する大きな転機となった作品です。
コ・アソン「グエムル」後も続く実力派女優としての歩み
コ・アソンは「グエムル」でブレイクしたその後も、映画を中心に経験を積み重ねています。
2013年にはポン・ジュノ監督と再びタッグを組んだ「スノーピアサー」に出演。
国際色豊かなキャストに加え、ソン・ガンホとも「グエムル」以来7年ぶりの共演を果たしました。
「スノーピアサー」はアメリカでも公開され、アメリカの有名誌「ニューヨーク・ポスト」が企画記事内でコ・アソンの名前を紹介。
そしてそれを機に、ハリウッドの大手マネンジメント会社と契約に至ります。
韓国を代表する演技派として、海外プロジェクトや国際的な映画にもいつでも飛び込める最高峰の環境を整えました。
続く2014年の映画「優しい嘘」では、自殺した妹の死の真相を追う高校生の姉を好演。
重いテーマを扱う作品で繊細な感情表現を披露し、女優としての表現力の高さが改めて評価されました。
そして2015年にはドラマ「風の便りに聞きましたけど!?」に主演。
同作で、第51回百想芸術大賞のテレビ部門女性新人演技賞を受賞しています。
映画だけでなくドラマでも演技力が高く評価され、実力派女優としての地位を確かなものにしました。
近年では2024年映画「ケナは韓国が嫌いで」に主演。
現代韓国の生きづらさから逃れ、ニュージーランドへ移住する主人公ケナを等身大で熱演しています。
主人公ケナと同世代から特に共感の声が多く上がり、コ・アソンの等身大で飾らない演技も大きな支持を集めました。
映画界からも高く評価され、第45回黄金撮影賞で審査員特別賞を受賞。
カメラのフレームに収まる彼女の飾りのない表情や目の演技が、撮影監督たちの心を深く捉えたのかもしれません。
また2026年2月に公開されたNetflix映画「パヴァーヌ」では初の本格メロドラマに挑戦。
俳優としての歩みを始めてから20年以上たった今でも、その演技の幅をさらに広げ続けています。

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コ・アソンのプロフィール|身長・年齢・大学まとめ
・名前:コ・アソン(고아성)
・生年月日:1992年8月10日
・年齢:33歳(2026年7月現在)
・身長:163cm
・出身地:韓国・ソウル特別市
・血液型:O型
・出身大学:成均館大学社会科学大学 心理学科
デビュー:4歳頃からCMモデルとして活動し、2004年にドラマ「ウラブラブルーちゃん」で子役として本格的に活動をスタート。
代表作:グエムル-漢江の怪物-/スノーピアサー/優しい嘘/風の便りに聞きましたけど!?など
まとめ|コ・アソンの転機作となった「グエムル」
「グエムル-漢江の怪物-」は、コ・アソンの名を広く知らしめた転機となる作品でした。
しかし彼女はその後も話題性に頼ることなく、一つひとつの作品と真摯に向き合いながら着実にキャリアを築いてきました。
コ・アソンは「俳優よりも作品として残りたい。作品に込めた真心が、そのまま観る人に伝わってほしい」と語っています。
その言葉どおり子役時代から現在まで作品を大切に歩み続ける姿勢が、多くの人を惹きつける理由なのかもしれません。
「グエムル-漢江の怪物-」は、そんなコ・アソンという女優の原点であり、今につながる大きな転機となった作品といえるでしょう。

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