韓国ドラマを見ていると「あれ?この子また出てる?」と思う子役に気づくことがあります。
主人公の少年時代を演じる俳優の中でも、特に印象に残るのがナム・ダルムです。
ナム・ダルムは幼い頃から多くの人気ドラマに出演し、自然な演技で視聴者の心に残る子役として知られています。
主人公の子供時代を演じることも多く、物語の序盤で強い印象を残す俳優の一人です。
私がナム・ダルムを知ったのは「あなたが眠っている間に」でした。
少ない登場シーンの中でも感情のこもった演技が印象的で、「この子役は誰だろう」と気になったのを覚えています。
その後「ピノキオ」など様々な作品で彼の演技に触れ、子役時代から高く評価されている理由が分かるようになりました。
この記事ではナム・ダルムの出演ドラマや、子役時代から注目されてきた演技力についてやさしく紹介します。
プロフィール
まず簡単にナム・ダルムのプロフィールをご紹介します。
名前:ナム・ダルム (Nam Da Reum 남 다름)
生年月日:2002年6月13日
出身:韓国
職業:俳優
代表作:ピノキオ/あなたが眠っている間に/優秀巫女カ・ドゥシム
ナム・ダルムの評判は?子役時代から評価される演技力
①自然な演技で注目された子役時代
ナム・ダルムは子役時代から、自然な演技で注目されてきました。
感情を大きく表現するのではなく、静かな表情や仕草で心情を伝える演技が印象的です。
その魅力がよく表れているのが、ドラマ「あなたが眠っている間に」での葬儀場のシーン。彼は主人公イ・ジョンソクの子供時代を演じています。
父親を亡くした主人公が、同じく被害者の少女にそっとボールを差し出す場面があるのですが、言葉はほとんどありません。
でもその静かな行動から悲しみや優しさが伝わり、強く印象に残る演技となっています。
②主人公の子供時代を多く演じてきた俳優
ナム・ダルムは韓国ドラマで主人公の少年時代を演じることが多く、「主人公専門の子役」と言われることもあります。
ドラマデビューが7歳の時なので、どうしてもそうなりがちな面はありますよね。(そのデビュー作も主要キャストの子供時代でした)
イ・ジョンソクやコン・ユなど人気俳優の子供時代を演じてきたことから、重要な回想シーンを任される俳優として知られています。
③韓国ドラマファンからの評価
韓国ドラマファンの間でも、ナム・ダルムは「演技が上手い子役」として知られています。
SNSでもナム・ダルムの演技について「子役とは思えないほど自然」「短い出演でも印象に残る」といった声があるようです。
数多くのドラマで主人公の幼少期を演じてきたナム・ダルムは、その自然な演技で物語の序盤を支え、ドラマに深みを与える俳優として高く評価されています。
演技が評価された「ピノキオ」
ナム・ダルムはドラマ「ピノキオ」での演技が評価され、2015年の第4回APANスターアワードでは子役賞を受賞しています。
これは彼にとって初めての受賞でもあり、子役俳優としての実力が広く注目されたきっかけとなりました。
「ピノキオ」で印象的だったのは、取材を受ける場面で卵を投げられるシーンです。
周囲の厳しい視線の中でも、少年が静かにその状況を受け止めている姿が強く心に残りました。
繊細な表情の変化で人物の感情を自然に伝える演技は、ナム・ダルムの魅力が伝わる印象的な場面です。
青龍新人俳優賞にノミネートされた経歴
ナム・ダルムは映画「奈落のマイホーム」(原題:シンクホール)での演技が注目され、2021年の第42回青龍映画賞新人俳優賞にノミネートされました。
青龍映画賞は韓国を代表する映画賞の一つとして知られています。
この作品でナム・ダルムは、主人公の近所に住む少し癖のある父親の息子役として登場。
思春期の少年らしい複雑な感情を自然に表現しており、登場シーンは多くありませんが、確かな存在感を感じさせる演技でした。
子役卒業を語ったドラマ「マイ・ユース」
ナム・ダルムが2025年に出演したドラマ「マイユース」では、こんなエピソードがあります。
彼はこのドラマで主人公の青年時代を演じているのですが、実はこの頃子役としての活動に一区切りをつけたいという思いもあったようです。
でも20歳の役を演じることや脚本の面白さに惹かれ、出演を決めたと紹介されています。
実際この作品は、子役として活躍してきたナム・ダルムにとって“子役卒業”とも言える転機の作品として注目を集めました。
家族の問題や責任を背負いながら成長していく20歳の青年を、繊細な感情表現で演じたことが評価されたのです。
これからの活躍にも期待が高まりますね。
ナム・ダルムの出演ドラマ|子供時代以外の役でも存在感
ナム・ダルムといえば主人公の子供時代がクローズアップされがちですね。
でも実は、それ以外の役でも印象的な演技を見せています。
①ドラマ「優秀巫女カ・ドゥシム」
韓国では2021年7月から放送されたWEBドラマで、全12話制作されました。
キム・セロンとのW主演にはなりますが、初の主演ドラマです。
霊が見える女子高生と、突然その力を持ってしまった男子高校生が繰り広げる学園ファンタジー。
ナム・ダルムは、幽霊が見えることに戸惑いながらもヒロインを支えようとするウス役を演じています。
恐怖や不安を抱えつつも逃げずに向き合う姿を、繊細な感情表現で丁寧に描き、視聴者の心に残る存在となりました。
②凍てついた愛(原題:美しい世界)
韓国では2019年4月5日から5月25日まで放送された、全16話のドラマです。
家族の絆や学校・社会の問題を描いた作品で、ナム・ダルム演じる少年が屋上から転落する衝撃的なシーンから物語が始まります。
いじめをテーマにしたシリアスな内容のため、見るのがつらいと感じる声もある一方で、彼の存在に癒されたという声も多く聞かれました。
純粋でまっすぐな人物像を印象的に表現したと評価されています。
『凍てついた愛』で共演したキム・ファニについても、別の記事でやさしくまとめています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
ナム・ダルム最新作「告白の代価」
「告白の代価」は、2025年12月5日からNETFLIXで配信された、全12話のミステリードラマです。
彼はこの作品で、これまでのイメージとは異なる役柄に挑戦しています。
子役時代から繊細で感情表現の豊かな演技が評価されてきたナム・ダルム。
本作では冷たさや不気味さを感じさせる一面を見せ、視聴者に強い印象を残しています。
これまでの優しく純粋な役柄とは対照的な、犯罪者の顔。
感情を抑えた演技や鋭い視線が際立ち、「こんな役もできるのか」と驚きの声も多く見られます。
特に、表情の変化や間の取り方によって不穏な空気を演出するシーンは高く評価されており、演技の幅の広さを改めて感じさせる作品となっています。
今回の作品をきっかけに、今後は悪役としての活躍にも期待が高まりそうです。
ナム・ダルムの現在の活動|俳優として新たなステージへ
ナム・ダルムは2023年8月に兵役を終えた後、俳優活動を再開。
復帰作『士官は論じる』では「2024 KBS演技大賞」でドラマスペシャル賞を受賞し、その演技力が改めて注目を集めました。
その後ドラマ『マイ・ユース』『告白の代価』に出演し、俳優として新たな一歩を踏み出しています。
さらに最近では、日本語能力試験N3レベルと韓国史能力検定試験1級に合格したことをインスタグラムで報告。努力家な一面ものぞかせています。
日本語の資格取得からは日本での活動への意欲も感じられ、今後の活躍の幅がさらに広がりそうです。
また韓国史の試験に挑戦した背景には、復帰作『士官は論じる』をきっかけに歴史への関心が深まったのかもしれませんね。
ナム・ダルムの魅力|子役時代から現在まで
ナム・ダルムは、子役時代から確かな演技力で注目を集めてきた俳優です。
数々の作品で見せてきた繊細な感情表現は、多くの視聴者の心に残っています。
兵役を経て新たなスタートを切り、これから大人の俳優としてどんな姿を見せてくれるのか、ゆっくり見守っていきたいですね。

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